ミストレス～愛に惑う女たち | 海外ドラマ女子会

2018年に韓国で放送され、官能的なシーンが物議を醸したミステリー・スリラードラマ「ミストレス 愛に惑う女たち」。
原作はイギリスのドラマだが、2013年にアメリカでもリメイクされ、2019年には日本でも主演キャストに長谷川京子を抜擢したリメイク版が放送されている。
出産、育児で休業していたトップ女優ハン・ガインが、本作の脚本を読んで面白いと絶賛し、自ら演じたいと熱望したことでも注目を集めたドラマだ。
物語は高校時代からの友人である４人の女性を中心に進んでいく。
それぞれ人には言えない秘密を抱えた女たちが、ある日を境に殺人事件に巻き込まれていくというストーリーだ。
全12話の物語なので隙間時間を使ってもあっという間に視聴できるだろう。
本記事では「ミストレス〜愛に惑う女たち〜」のあらすじネタバレ、キャスト情報、相関図、感想などを詳しく解説している。
現在、「ミストレス〜愛に惑う女たち〜」はアマゾンプライム、TSUTAYA TV、dTVで配信中。
日本での放送予定はないので、視聴したい人は便利な動画配信サービスがおすすめだ。
原作はロマンスが中心のストーリーで大ヒットしたが、韓国版はロマンスよりミステリー要素が強めに描かれている。
ミステリーやスリラーが好きという人は、必ず気に入ること間違いなしのドラマなので、ぜひ視聴してみてほしい。

２年前に最愛の夫を交通事故でなくしたセヨン。

今はカフェを経営しながら、女手一つで娘を育てている。

そんなセヨンには高校時代の同級生で、今でも時折集まって食事をする仲の良い友人たいちがいた。

精神科医のウンス、高校教師のジョンウォン、弁護士事務所に勤めるファヨンの3人だ。

平凡な生活を送っていたセヨンだったが、ある日を境に無言電話がかかってくようになる。

セヨンはその非通知の無言電話を死んだ夫からとだと思うようになるが…。

同じ頃、ウンス、ジョンウォン、ファヨンの身の回りにも異変が起き始めていた。

イギリスで大ヒットしたドラマを大胆にリメイクした「ミストレス〜愛に惑う女たち〜」。

緊迫感漂うサスペンススリラーと官能的シーンで大人が楽しめるドラマに仕上がっています。

原作の方はラブロマンスが中心だったので、女性ファンが多いイメージでしたが、韓国版は4人の女性たちの秘密や殺人事件の謎を強調したストーリー展開になっているので、女性だけでなく、男性が見ても面白いドラマです。

ちなみに4人の女性がそれぞれ持つ悩みは原作どおりに描かれています。

そこに脚本家コ・ジョンウンとキム・ジノクが独自に設定したミステリー要素とスリラーを合わせているので、原作ファンでも楽しめるのではないでしょうか。

放送時の最高視聴率は1.6％とあまりふるいませんでしたが、マニア的ファンによってシーズン2の制作も熱望されています。

最終回で謎めいたサングラスの女が登場したことも続編をにおわせる演出になったのでしょう。

ただ、韓国では放送中に官能シーンをテレビで流すことに物議を醸したこともあり、恐らく本作の続編の制作は難しいと思います。

本作でもっとも注目されたのは女優業を休業していたハン・ガインが出演したことです。

2012年に大ヒットドラマ「太陽を抱く月」に出演して以来、6年間も休んでいたのでカムバックは難しいと思われていただけに以外なタイミングでの復帰となりました。

これはハン・ガイン自身が脚本の面白さに惹かれたからだと、のちのインタビューで答えています。

本作は現在、アマゾンプライム、TSUTAYA TV、dTVで配信中です。

無料動画サイトでも視聴できるところがあるようですが、ウィルス感染などのリスクもあるので、安全性が保障されている動画配信サービスのほうをおすすめします。

怖いドラマは苦手という人は予告編からチェックしてみてください。

残酷なシーンはありますが、ホラーとはちょっと違うので苦手な人でもギリギリ視聴可能な内容だと思います。