ミセン(未生) | 海外ドラマ女子会

2014年に韓国で放送され、社会現象にもなったヒューマンドラマ「ミセン(未生)」。
ミセンとは囲碁の用語で弱い石や孤立した石という意味だ。
学歴も経験もない主人公が大企業でエリートに囲まれながら、努力と知恵で信頼を得ていく姿をリアルに描いている。
原作は韓国サラリーマンのバイブルとも称されるウェブコミック。
日本でいう「課長島耕作」や「サラリーマン金太郎」のような漫画と考えると分かりやすい。
社会の理不尽や人間関係の難しさがリアルに表現され、多くのサラリーマンの共感を集めているコミックだ。
本作はケーブルテレビ歴代視聴率で2位に輝き、数々の賞を独占するほど高い評価を獲得している。
日本ではMnetやBSジャパンで放送され、キャストの豪華さと俳優たちの熱演が評判になり大ヒットした。
本記事では、韓国ドラマミセン(未生)のあらすじやキャスト、相関図、見どころなどを詳しく解説している。
2020年にサンテレビで放送されたが、今のところ次の放送予定はないため、ミセンを見たい人は便利な動画配信サービスがおすすめだ。
人気が高いNetflixでは配信されていないが、Hulu、U-NEXT、Amazonプライム、TUTAYA TV、Paraviなどたくさんの動画配信サービスで視聴することができる。
とくにミセンの本編全20話に加えて、ポスター撮影や台本の読み合わせなどのメイキングシーンまで見放題で配信しているU-NEXTは魅力的だ。
初回利用者に限り31日間のトライアルサービスもあるので、全話を無料で視聴したい人はU-NEXTを検討してみるとよいだろう。

幼い頃から囲碁の天才と呼ばれ、将来を有望視されていたチャン・グレ。

本人もプロ棋士になることを夢見ていたが、父親の死と経済的事情も重なり、結局諦めてしまう。

しかし、プロ棋士になるつもりだったグレには学歴も社会経験もない。仕方なく、プロ棋士に未練を残しながらもアルバイト生活をすることになる。

そんなある日、母親から大手商社を紹介されたグレは、なんとかコネで入社することに成功した。

インターン社員として営業部に配属されるが、コピー機もまともに扱えないグレは慣れない環境で悪戦苦闘する。

それでも棋士を目指していた頃の勘を活かし、少しずつ仕事にも慣れ、人付き合いも学んでいく。

そして、最初はグレを使えないインターンと思っていた同僚や上司も少しずつ認めてくれるようになのだった。

ミセン（未生）は、汚職やセクハラ、パワクラ、悪質な雇用形態など、現代社会のリアルなサラリーマンの日常を描いて大ヒットした韓国ドラマです。

主人公以外の同僚や上司も、それぞれの仕事や人間関係の問題を抱え、葛藤している姿が多くのサラリーマンの共感をよびました。

ドラマに有りがちな都合のいい設定やロマンチックなストーリー展開がほぼないところも、老若男女問わず人気を集めた理由といえるでしょう。

また、数々の賞を受賞したキャスト陣の渾身の演技も大きな見どころです。

名優から同世代の役者陣にまで高い評価を受けるＺＥ:Ａのイム・シワンや役づくりのためにOL生活を経験したと語るカン・ソラなど、演技がとても自然なので登場人物がよりリアルに感じます。

登場キャラが個性的でそれぞれに問題や苦悩を抱えているので、必ず1人は共感できる人物を見つけることもできるでしょう。

韓国では「ミセンシンドローム」という言葉が生まれるほど惜しまれて最終回を迎えました。

そのため、主人公グレや同僚たちのその後を描いてほしいと、シーズン2を期待する声も多かったようです。

しかし、今のところシーズン2の情報は入っていないので、おそらく次回作の予定は立っていないものと思われます。

ミセン（未生）は現在多くの動画配信サービスで視聴可能です。

社会生活を経験したことがある人なら誰でも共感できる面白いドラマなので、ぜひ視聴を検討してみてください。

U-NEXTなら、見放題で全20話以外にメイキングシーンも楽しめるのでミセンファンにおすすめです。