パリの恋人 | 海外ドラマ女子会

2004年に韓国で放送され、最高視聴率57.4％を獲得して、社会現象にまでなった大ヒットドラマ「パリの恋人」。
パク・シニャンとイ・ドンゴンの豪華2大スターが、1人の女性を奪い合うライバルとして共演している。
ヒロイン・テヨン役にはナチュラルな演技で定評のある人気女優キム・ジョンウン。
2005年の第41回百想芸術大賞ではテレビ部門で大賞を受賞し、ヒロインを演じたキム・ジョンウンが女優最優秀演技賞、カン・ウンジョンとキム・ウンスクが脚本賞を獲得している。
パリを舞台に貧乏留学生のヒロインと御曹司の身分違いの恋を描いたシンデレララブストーリーだ。
オリジナル版は全20話で制作されているが、日本では全21話構成や全22話構成のものが放送されている。
本記事では韓国ドラマ「パリの恋人」のあらすじネタバレ、キャスト情報、相関図、感想などを詳しく解説。
現在「パリの恋人」はU-NEXT、FODプレミアム、Amazonプライムビデオ、TSUTAYA TV、dTV、Paraviで配信中。
動画配信サービスなら、スマホやタブレットがあれば、いつでも見たい時に、見たい場所で視聴できるので大変おすすめだ。
韓国の名作ドラマとして語り継がれる「パリの恋人」は、ラスト15分に衝撃の展開があり、いろんな意味で伝説になった。
どんな内容なのか、気になるという人は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

映画の勉強をするためにパリに留学したテヨンは、フランス語も話せないまま貧乏留学生生活をおくっていた。

レストランのアルバイトをはじめるが、家賃が3ヶ月分もたまっているのにクビになってしまう。

ほどなくして韓国料理が作れる家政婦を捜している求人があることを知ったテヨンはすぐに応募する。

仕事は大きな屋敷の使用人で、雇い主はかなり気難しい性格だと聞かされたが、テヨンの勤務中の昼間は不在らしい。

テヨンは家事全般をこなすだけの気楽なアルバイトとして喜んで働くことにする。

しかし、仕事の傍ら、雇い主が屋敷にいないことをいいことにDVDを見たり、お風呂に入ったりしていた。

一方、雇い主のギジュは少し物が移動されるだけで気になって仕方ない几帳面な性格をしていた。

そのため、テヨンが勝手にカーテンを変えたり、コーヒーの銘柄を変えたりしたことが気に入らず、一度も会わないまま彼女を解雇してしまう。

テヨンは割のよいアルバイトをクビになった上に、家賃滞納でアパートまで追い出されることになる。

しかし、ひょんなことからテヨンは元雇い主とは知らずにギジュと出会う。

最初は互いに印象が悪かったが、帰国した韓国でも再会したことで、2人の間に特別な感情が芽生え始めるが…。

韓流ブームの波に乗って日本でも大ヒットした「パリの恋人」。

韓国では最高視聴率57.4％を記録し、社会現象にまでなったシンデレララブストーリーです。

パク・シニャンとイ・ドンゴンは、本作の影響で一躍人気俳優になり、その後様々なドラマに出演しています。

身分違いや嫉妬によって何度も潰されかけるテヨンとギジュですが、結局、愛の力で2人の人生を勝ち取りました。

スヒョクはあまりいいとこなしの男性でしたが、テヨンを想う気持ちだけはギジュにも負けないほど強かったことは分かります。

ただ、脚本家がひねりをきかせた最終回は、韓国国内でも賛否両論あったようです。

のちに脚本家本人が本作の結末について反省しているとコメントしたほどなので、ファンをかなり怒らせてしまったことがうかがえます。

それでも第41回百想芸術大賞のテレビ部門では脚本家もしっかり賞を受賞しているので、一部の熱烈ファンから受け入れられなかったのでしょう。

確かに終盤に向けて盛り上がった分、最後のオチが創作だったという話は、感情移入した人からするとガッカリするのかもしれません。

それでも、「宮廷女官チャングムの誓い」に継ぐ高視聴率を獲得した名作なので、どんなオチなのか興味がわいた人はチェックしてみてください。