トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜 | 海外ドラマ女子会

2016年に韓国で放送され、初回放送からチャンネル歴代視聴率1位を勝ち取った大ヒットテレビドラマ。
「太陽の末裔」「相続者たち」など、ヒット作を多く手がける脚本家キム・ウンスクと感性に訴えかける映像技術を得意とする監督イ･ウンボクの最強コンビが制作したファンタジー・ラブロマンス作品だ。
主演には「コーヒープリンス1号店」など数々の作品に出演する人気俳優コン・ユ。
高い演技力で定評がある実力派俳優のキムゴウンがトッケビの花嫁となるヒロインを演じている。
第53回百想芸術大賞でキム・ウンスクが脚本家として大賞を受賞し、コン・ユは最優秀演技賞に輝いた。
本記事では「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のネタバレあらすじ、キャスト情報、相関図、感想などを詳しく解説している。
今のところ地上波での日本再放送予定はたっていないので「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」を見るのなら動画配信サービスがおすすめだ。
現在「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」はHulu、U-NEXT、TSUTAYA TV、dTV、
FODプレミアム、ABEMAプレミアム、Paraviなど多くの動画配信サービスで取り扱われている。
全16話とサクッと視聴できる話題作なので韓流ファンなら必ず押さえておきたいテレビドラマだ。

高麗時代、英雄と民に崇められたキム･シンは、若き王の嫉妬をかい、逆賊者として処刑されてしまう。

しかし、殺されてしばらく経った後、神の力によってシンは永遠に生き続けるトッケビとして新たな命を授けられる。

シンの永遠の命を終わらせることができるのは、「トッケビの花嫁」と呼ばれる女性と出会うことだけだった。

それから900年以上の時が流れ、シンは幽霊が見える女子高生ウンタクと出会う。

特殊な能力を持っているウンタクは、シンがトッケビであることに気づき、自分がトッケビの花嫁だと主張する。

一方、先祖の代からシンに仕えてきたユ一族の子孫ドクファは、フランスに行く予定を立てていたシンの部屋を死神に貸し出してしまう。

シンは死神との共同生活を嫌がったが、結局受け入れるしかなった。

そこに親戚の家でいじめられていたウンタクが転がり込み、一気にシンの家は賑やかになる。

そして純粋で無邪気なウンタクと過ごすうちにシンの気持ちに変化が生まれ始める。

高麗時代から続く物語を映画のようなスケールで描いた話題作「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」。

ストーリーやセリフ、登場人物の個性、映像などすべてが秀逸と大絶賛された話題作です。

本作は韓国に伝わるトッケビという朝鮮半島の精霊や妖怪の言い伝えを題材にしているので、日本人には意味がわからない部分も多々ありますが、それでも十分に楽しめるラブロマンスドラマになっています。

本作でとくに際立っていたのはカリスマ俳優とも呼ばれる主演のコン・ユの存在感でした。

「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」はコン・ユが演じることを前提に脚本家キム・ウンスクが書いたものだといわれています。

そのため、コン・ユが兵役を終えてすぐの復帰作として制作が決まりました。

大人の色気と包容力でトッケビという不思議なキャラクターを演じきったコン・ユは第53回百想芸術大賞で最優秀演技賞に輝いています。

また、本作ではコン・ユ演じるトッケビと不思議な友情を育むことになるイ ドンウク演じる死神も注目を集めました。

お互いの足を引っ張りあいながらも、一番の理解者として友情を育む2人の関係は本ドラマの見どころのひとつともいえるでしょう。

ただ、日本では馴染みがないトッケビも分かりにくいキャラ設定ですが、死神やその周辺の登場人物に関しても説明不足な部分があり、意味が伝わりきれていないところが残念です。

赤い服の老婆についてもちゃんとした説明があれば、日本人にももっとトッケビファンが増えたかもしれません。

本作の大ヒットを受けて、脚本家のキム・ウンソクはトッケビのシーズン２の脚本を半分ほど執筆したと発表しました。

シーズン1のその後が知りたいトッケビファンは、この発表に多いに喜びましたが、残念ながら現時点ではシーズン2の正式な制作発表は行われていません。

「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」は大ヒットしたこともあり、日本放送版では全24話の未公開シーンを入れたストーリーも放送されました。

そのため、実際のストーリーが全何話なのか分かりにくくなっていますが、韓国放送版は全16話になっています。

そしてトッケビでは“EXO”のチャンヨルをはじめ超豪華アーティストが参加したostもヒットチャート入りを果たしました。

人気アーティストグループのbtsがトッケビとコラボしたこともファンの間では有名な話なので、興味のある人はチェックしてみてください。