秋の童話 | 海外ドラマ女子会

2000年に韓国で放送され最高視聴率42.3％を獲得し、大ヒットした「秋の童話」。
日本で韓流ブームの火付け役になった「冬のソナタ」の監督ユン・ソクホが手掛けた作品だ。
本作は「冬のソナタ」「夏の香り」「春のワルツ」の4部作で構成される四季シリーズの一作目の作品だ。
もともと全16話構成だったが、大ヒットに伴い再編集され未公開シーンを含んだ全18話構成のストーリーも作られている。
運命のいたずらに翻弄されながらも自らの愛を追い求める若者5人の姿を美しい景色と音楽と共に描く。
出演キャストにはアジア諸国に熱烈なファンを持つ実力派イケメン俳優のソン・スンホン。
ソン・スンホンは同じくユン・ソクホ監督の四季シリーズ「夏の香り」でも主演を務めている。
ヒロイン、ウソク役には日本映画「世界の中心で愛を叫ぶ」の韓国リメイク版「僕の世界の中心は、君だ」で注目を集めた女優ソン・ヘギョが演じている。
本記事では韓流ドラマの名作「秋の童話」のネタバレあらすじ、キャスト情報、相関図、感想などを詳しく解説。
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裕福なユン家の長女として何不自由ない暮らしをしていたウンソ。

明るく思いやりのある女の子として両親にも可愛がられて育つ。

しかし、ある日、交通事故により輸血が必要となり、両親と血液型が一致しないことが判明する。

赤ん坊の時に産婦人科で取り間違いがあったことが分かり、ウンソは本当の生みの母親のもとに引き取られることになった。

一方、ウンソの同級生で彼女と取り間違えられていたシネは、自分が裕福な家の娘と分かり喜んでユン家に向かう。

10年後、ウンソはホテルの電話オペレーターとして働き、慎ましく暮らしていた。

ウンソはホテルオーナーの息子テソクからプロポーズされていたが、応じることができずにいた。

その頃、ユン家の長男でウンソの事を可愛がってくれていたジュンソが婚約者を連れてアメリカから帰国する。

10年ぶりの再会を果たしたウンソとジュンソだったが、かつて兄妹として接したいた時とは違い、お互いを異性として認識してしまう。

韓国で最高視聴率42.3％を獲得し大ヒットした「秋の童話」。

「冬のソナタ」が大ヒットした影響もあり、日本でも四季シリーズ第一作目の本作は大きな反響がありました。

主演を務めたソン・スンホンとソン・ヘギョも本作で知名度が高まり、人気俳優の地位を獲得しています。

最近では大ヒットドラマ「太陽の末裔」に出演したソン・ヘギョが、共演者との結婚を発表して話題にもなりました。

ソン・スンホンも数々の映画、ドラマに出演し続け、韓国だけでなく、日本を含むアジア諸国で絶大な人気を誇る俳優になっています。

そして、今では知らない人はいないウォンビンも主人公の恋敵役として出演し、高い演技力で賞賛を集めました。

かなり強引な性格の青年役でしたが、ウォンビンのワイルドな雰囲気によく合っていてハマり役だったと思います。

本作は子供時代からストーリーがはじまるのでたくさんの子役も登場しました。

現在は「アチアラの秘密」「火の女神ジョンイ」など数々のドラマで主演を務めている女優ムン・グニョンがヒロインの子供の頃を演じています。

また、残念なことにヒロインと病院で取り間違えられたシネの子役を演じたイ・エジョンは19歳の若さで脳腫瘍によってこの世を去っています。

演技力があり、容姿端麗な女性だったので、亡くなっていなければムン・グニョンのように活躍する女優になっていたことでしょう。

本作は語り継がれる名作として呼ばれるほど高い評価を得たドラマですが、最終回の終わり方には賛否両論ありました。

主人公が2人共死亡するという衝撃的な結末だったことが理由です。

また、韓国ドラマは制作時間が十分に取られないことから、本作でもたまたま入り込んだ野次馬をそのまま放送して心霊現象と話題になるなど、雑な映像も酷評されました。

それ以外では音楽、情緒的な風景など切ないラブシーンとしっかりマッチした素敵なドラマに仕上がっています。

ハッピーエンドなストーリーではありませんが、切ないラブストーリーが好きという人ならきっと気に入る作品です。

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