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THE TUDORS~背徳の王冠~

THE TUDORS~背徳の王冠~のドラマ概要

『THE TUDORS~背徳の王冠~』は、1500年代初期から中期にかけてイングランドを統治した、イングランド史上最悪の王として有名なヘンリー8世の波乱の半生を描いた史実ドラマである。国政にほとんど関心を示さなかったばかりか、世継ぎの男子にも恵まれなかったという。そのため、配偶者を次々と替えてはその女性をも不幸にしてしまい、その周りの重鎮でさえ敵に回してしまうという独裁主義的なヘンリー8世の政治は、王宮内にも陰謀がはびこる事となる。観れば観るほどに引き込まれていくこのドラマは、アメリカ・カナダ・アイルランド・イギリスの合作で、日本では2009年11月からAXNミステリーとIMAGICA BSで放送されている。現在全シーズン配信されているサイトは、Amazonプライムビデオ・GYAO!で字幕・吹替版が、楽天TVで吹替のみが視聴可能。

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THE TUDORS~背徳の王冠~のあらすじネタバレ

キャサリン・オブ・アラゴンを王妃に迎えたヘンリー8世は、世継ぎの男子を望んでいたが、娘メアリー王女しか儲けることしかできず離婚をする。宮廷から追い出されたキャサリンの後に選ばれたのがアン・ブーリンだった。しかしアン・ブーリンにもまた男子が授からず、娘のエリザベス王女を生むことに。

その後ヘンリー8世はジェーン・シーモアと3度目の婚姻を交わし、アン・ブーリンは姦通罪で処刑されてしまうのだった。ジェーンは待望の男子エドワード王子を出産するが、産後の日達が悪く亡くなってしまう。

その後4人目の妃アン・オブ・クレーブスをドイツから迎えるが、王の意にそぐわずすぐに離婚し、結婚を段取りしたトマス・クロムウェルを処刑してしまう。

39歳となったヘンリー王は、若く美しいキャサリン・ハワードに夢中になる。その後2人は結婚するのだが、王の廷臣であるトマス・カルペパーとの姦通の罪で処刑されることに。

THE TUDORS~背徳の王冠~の実際に視聴してみた感想と見どころ

『THE TUDORS~背徳の王冠~』でよく疑問視されるのが、「THE TUDORS」という単語です。TUDORSとは、イングランドとアイルランドの王朝のことで、ヘンリー8世の時代がテューダー朝であったことからタイトルとして使われたようです。

その後、ヘンリー8世とアン・ブーリンの子女であるエリザベス1世がテューダー朝最後の君主となります。

彼女は、父親ヘンリー8世の結婚しては離婚して処刑するという行為に辟易していたようで、一生独身を貫きました。親とは違いとても崇高な女性であったことでも有名ですね。また、唯一の男子継承者であったエドワード6世が、病気のため15歳で死去したことから、王位継承権第2位のエリザベス王女が女王となりました。

本作は史実に基づいて忠実に描かれており、シェイクスピアの「ヘンリー八世」や指/昭博(さし あきひろ)の著書「ヘンリ8世の迷宮―イギリスのルネサンス君主」などを読まれた方にはすでにネタバレしているかもしれません。

史実を映画1本の中に収めるのはかなり難しいもの。しかしテレビシリーズで忠実に再現すると、ヘンリー8世の暴君の要素だけではなく、人間としての苦悩も垣間見え、歴史を学ぶのに最適なドラマです。

また、多くの女性と関係を持ったヘンリー8世のラブシーンが、かなり濃厚だったとの感想もあり、15歳以上の視聴制限がかけられているようですが、イギリス王朝の歴史を描いた作品に親しめる良い機会ではないでしょうか。

このドラマでは舞台作りや撮影、衣装など、陰の立役者となるスタッフの技量の高さも伺える作品です。エピソードごとに多数の賞を受賞しており、特に衣装では、シーズン1のEP3「仕組まれた恋」で2007年エミー賞衣装賞、シーズン2のEP2「決別の時」でも2008年エミー賞衣装賞、最終シーズンのEP8「うたかたの勝利」でも2010年エミー賞衣装賞をそれぞれ受賞しています。

他にも撮影賞や美術賞といった賞を共に受賞。そのレベルは優良映画に匹敵するものだと思います。

主役のヘンリー8世役に『ELVIS エルヴィス』でエルヴィス・プレスリーを演じ、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミニシリーズ)を受賞したジョナサン・リース=マイヤーズが演じ、凍るような冷たい視線で暴漢らしさを醸し出していました。

また、ウルジー枢機卿役に『ジュラシック・パーク』や『オーメン』でお馴染みのニュージーランドの俳優サム・ニールが、5番目の妻となるキャサリン・ハワード役にあまり知られていない女優さんですが、映画『プライドと偏見』でジョージアナ・ダーシー役を演じていたタムジン・マーチャントという女優さん。

本作では汚れ役を熱演していましたが、2011年の映画『ジェーンエア』でメアリー・リバーズ役を務めていました。とても芸域の広い、才能のある女優さんという印象を受けました。

イングランドで最も悪名が高いとされたヘンリー8世の半生を描いた衝撃作。観る人によって感じ方は違うものの、1500年代のイギリス王室はこんな感じだったのかと、驚きとショックを覚えてしまいそうな作品は、これからもイギリスドラマファンには欠かせない存在となるでしょう。

テレビでの放送は終わりましたが、現在はAmazonプライムビデオ、楽天TV、GYAO!で全シーズン、FODプレミアムでシーズン1が視聴可能となっています。

THE TUDORS~背徳の王冠~の登場人物相関図

THE TUDORS~背徳の王冠~のキャスト

  • ヘンリー8世
    ジョナサン・リース=マイヤーズ
  • トマス・ウルジー
    サム・ニール
  • アン・ブーリン
    ナタリー・ドーマー
  • トマス・モア
    ジェレミー・ノーサム
  • キャサリン・オブ・アラゴン
    マリア・ドイル・ケネディ
  • トマス・ブーリン
    ニック・ダニング
  • チャールズ・ブランドン
    ヘンリー・カヴィル
  • ウィリアム・コンプトン
    クリス・ホールデン=リード
  • アンソニー・ナイバート
    カラム・ブルー
  • ノーフォーク公トマス・ハワード
    ヘンリー・ツェニー
  • トマス・クロムウェル
    ジェームズ・フレイン
  • メアリー・チューダー
    サラ・ボルジャー
  • パウルス3世
    ピーター・オトゥール
  • トマス・ワイアット
    ジェイミー・トーマス・キング
  • トマス・クランマー
    ハンス・マシソン
  • エドワード・シーモア
    マックス・ブラウン
  • ジェーン・シーモア
    アニタ・ブリエム
  • アン・オブ・クレーブス
    ジョス・ストーン
  • フランシス・ブライアン
    アラン・ヴァン・スプラング
  • キャサリン・ハワード
    タムジン・マーチャント
  • キャサリン・パー
    ジョエリー・リチャードソン
  • トマス・カルペパー
    トランス・クームズ

THE TUDORS~背徳の王冠~の全シーズンあらすじまとめ

  • THE TUDORS~背徳の王冠~ シーズン1
    1500年代、テューダー(チューダー)朝のイングランド王ヘンリー8世は、政治のことには関心のない野心家だった。そんなヘンリー8世は王妃キャサリン・オブ・アラゴンとの間に継承者となる男子に恵まれなかったことから、キャサリンの過去を引き合いに出して婚姻の無効を獲得しようと躍起になる。兼ねてから多数の愛人を囲っていたヘンリーは、その中からアン・ブーリンに思いを寄せる一方で、離婚のため宗教改革までするという暴君ぶりを見せていた。婚姻の無効を枢機卿のトマス・ウルジーが託すが失敗に終わり、ウルジーは役職を解かれ、財産を没収された挙句自殺をしてしまうのだった。
  • THE TUDORS~背徳の王冠~ シーズン2
    ウルジー亡き後にヘンリー王がカンタベリー大司教トマス・クランマーを新たにウルジーの後任に任命し、キャサリンとの婚姻無効が許可される。思いを寄せるアン・ブーリンと結婚するが、王女のエリザベスを出産し、またも男子に恵まれなかった。その後アン・ブーリンは男子を授かるよう願うが、流産や想像妊娠をするなど、思い通りにはいかず、ついにヘンリー王は男子が出来ないアンに対して、アンの実の兄を含む5人と情事をしたかどで、アン・ブーリンを姦通罪、近親相姦罪、魔術を用いた罪などで逮捕、処刑されてしまう。
  • THE TUDORS~背徳の王冠~ シーズン3
    アン・ブーリンの処刑後に、ヘンリー王が思いを寄せていたジェーン・シーモアを3人目の妻に迎える。ジェーンは待望のエドワード王子を生むが、産褥の床で亡くなってしまうのだった。そんな中、イングランド国内では宗教改革に対するデモが勃発。更にローマ教皇の怒りを買い、身内にまで裏切られるという危うい立場に立たされるヘンリー王だった。しかし彼の野心は止まるところを知らず、4人目の妻アン・オブ・クレーブスを迎えたのだが、気に入らずすぐさま離婚。彼女との段取りをした側近のトマス・クロムウェルを処刑する。
  • THE TUDORS~背徳の王冠~ シーズン4
    その後ヘンリー王はキャサリン・ハワードを5番目の妻に迎えることに。しかしキャサリンは以前性的関係にあったフランシス・デレハムを秘書として雇い、情事を行っていた。更にトマス・カルペパーがヘンリー王に仕える身でありながら、王妃と愛人関係にあったとして、デレハム、カルペパー、キャサリンと、密通を幇助した侍女のジェーン・ブーリンの4人が処刑されてしまう。その後年上の女性キャサリン・パーを最後の妻として迎えるが、フランスと開戦するという事態に。体力的にも衰えていたヘンリー王の統率力は萎えて、大敗を喫してしまう。その後、王の健康状態が悪化し、エドワード王子の後見人争いが熾烈を極めることに。

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この記事を書いた執筆者
Mrsjunko
Mrsjunko
ライター歴4年弱の未熟者です。しかし海外ドラマや洋画に対する情熱は人一倍!孫が6人で自称20歳の遅咲きライターです。海外ドラマの裏側までを暴露する勢いで猛執筆中。