賞金10万ドルを賭けたバトル形式リアリティ番組『The Circle アメリカ編 シーズン1』を視聴してみた感想評価、あらすじや見どころをネタバレ有りでまとめました。フランス編の情報や日本編の制作は今後あるのかなど裏話もご紹介!
The Circle アメリカ編 シーズン1の配信はNetflix(ネットフリックス)だけ!
『The Circle アメリカ編』のシーズン1を配信で見られるサービスは、Netflixのみです(2021年1月時点)。2020年に収録されたもので、
第1回の『さあ、ゲームを始めよう』から第12回の『フィナーレ』まで、全エピソードの視聴が可能です。
Netflixには無料お試しがないため、最初から有料となります。月額は880円~1980円で、
The Circleは月額880円で視聴可能です。
無料トライアルはないものの、
国内外の映画やドラマ、テレビ番組やアニメが豊富に揃っており、コスパに優れた動画配信サービスです。
こんな人におすすめ
無料お試しより動画の充実度を重視する人ゲーム機なども含めあらゆる端末で視聴したい人ダウンロードしてオフラインで視聴したい人 The Circle アメリカ編シーズン1の感想・評価と見どころ
『ザ・サークル アメリカ編』はNetflixオリジナル作品で、ミシェル・バトー主催のリアリティーショー。
それぞれのキャストがプロフィール写真を設定して直接会うことなくチャットのみで交流し、最終的にもっとも人気を得た人物に賞金10万ドルが与えられるというバトル形式で、人気投票で上位2位を獲得した人はインフルエンサーとしてブロック(追放)する相手を1人選ぶことが出来るというルールです。

この仕組みの面白いところは、最下位になったから追放ではなく、あくまでインフルエンサーに追放相手として選ばれたら失格というところ。
つまりインフルエンサーに次ぐ3位の枠を獲得していようが、インフルエンサーに選ばれてしまえばその場で退場することになってしまうんです!
だからこそ誰がインフルエンサーになってもいいように「みんなに気に入られる」ことが大切になり、みんな必死で言葉を選んだり誰と親密になるか考えたり……と常に思考がフル回転。
インフルエンサーとしての立ち位置は次の投票で終了してしまうため、追放相手を誰にするか?というのも安易に選べず、思っていたよりも頭脳戦が展開されていました。
とはいえ全体的にドロドロしているわけでもなく、エピソードが進むごとに他参加者との絆も芽生えていて、つらい決断を迫られたり……とヒューマンドラマの一面も垣間見れます。
また、みんな少しでも有利になろうと恋愛リアリティのように異性を口説くシーンも多いので、アメリカ圏の口説き方という視点でも楽しめる作品です。
ひとつ鬼だなと思ったのは、追放された人は好きな相手を1人選んで直接会って話ができるという秘密ルール。
このルールは直前まで伝えられていなかったらしく、初めての対面シーンは観ているこっちまで胃がキリキリするような感覚に。
追放者はみんなに宛てたビデオレターを翌朝送ることができるのですが、その内容が参加者をかき回したりと、ただの格付け番組ではない奥深さがありました。
またドラマのメインとなるのは参加者同士のやり取りですが、息抜きとして生活の様子が映されていたりと飽きのこない工夫がされています。
みんなテンションが高くて部屋に一人なのにノリノリでダンスしていたり、人形遊びしていたりとクスっと笑える私生活を送っていてオン・オフの差が観れたりと面白かったです。
この番組を視聴して改めて実感したのは、ソーシャルメディアは信用できないということ。
誰でもなりたい自分になれる、いわば現実世界とは切り離された存在のソーシャルメディアだからこそ、成りすましや性別さえも違う人が番組内でもたくさん登場します。
ソーシャルメディアは距離に関係なく、いろんな人と交流ができるというメリットを持つ一方で、騙そうと思えば簡単に騙せてしまうのだという現実を教えてくれるドラマでした。 『The circle』アメリカ編は、シーズン1全12話で完結済み。Netflixで全話見放題なので、ぜひご覧ください。
The Circle アメリカ編シーズン1全12話のあらすじ内容・ネタバレ
賞金10万ドルを奪い合うバトル形式リアリティショー『The Circle アメリカ編シーズン1』全12話のあらすじを、ネタバレ込みで紹介します。
登場する参加者は1名脱落ごとに1名追加され、同時参加は8人まで。入れ替わりは緩やかなので、そこまで登場人物を覚えるのには苦労しません。最終的に賞金を手にするのは最も人気を得た1名のみですが、ドロドロしたリアリティショーではなく、勝利を目標にしながらも励まし合いや気遣いなど思いやりあふれるドラマです。
やり取りに使われるチャットでは生の英語表現がたくさん使われていて、英語学習をしたい人にもおすすめ!
The Circleアメリカ編 シーズン1の登場人物相関図
The Circleアメリカ編 シーズン1のキャスト一覧

クリス・サファイア
クリス

サミー・チマレリ
サミー

ジョーイ・サッソ
ジョーイ

シュバム・ゴエル
シュバム

アラーナ・デュヴァル
アラーナ

シーバーン・ウィリアムズ
レベッカ

Antonio DePína
アントニオ

ミシェル・バトー
ミシェル・バトー

キャサリン
メルセデス

ミランダ・ビソネット
ミランダ

アレックス
アダム

ビル・クランリー
ビル
The Circle フランス編の感想評価

『The Circle フランス編』では10万ユーロをかけて争奪戦が行われます。基本ルールはアメリカ編と同じですが、最初の格付けからインフルエンサーの仕組みなどが説明されており、より戦略的だった印象です。
またアメリカ編にも成りすましは複数いましたが、フランス編では70代のおばあちゃんが一緒に参加して男性に成りすますという、アメリカ編にはなかった成りすましパターンも!
アメリカ編では戦略よりも友情を気にした追放が多かったですが、フランス編では脅威とみなした相手をはやめに排除しようとしたりとバトル感強め。
勝利のためなら何でもやる、貪欲さ満載のフランス編もお見逃しなく。
The Circleフランス編を視聴する
The Circle ブラジル編の感想評価

『The Circle ブラジル編』では、30万レアルを賭けてバトルが始まります。
ブラジル編でもさまざまな戦略戦がくり広げられ、中には実生活で医者に成りすまして5ヶ月女性と交際し、シュミレーションしたという強者も。
アメリカ編で参加していたクリスを過激にしたような人物も登場し、アメリカ編とはまた違う刺激的なリアリティショーが楽しめますよ!
The Circleブラジル編を視聴する
The Circle 日本編の制作は今後あるの?
現時点で日本編をやるという情報はありませんが、Netflixのシェア率は年々上がっているため可能性がまったくないとは言いきれません。
ただバチェラーのようなお金持ちとの結婚を賭けた恋愛リアリティショーはあっても、The Circleのような騙しあり裏切りありで賞金を奪い合うというリアリティショーは前例がないため、日本国民に企画が受け入れられるか?が決定打になるのではないでしょうか。
個人的な意見としては、とあるリアリティショーに参加していた一般人がネットで叩かれ悲劇が起きたという悲しい前例があるため今後の台本無しを謳うリアリティショーは保守的になり、実現するにしても数年先ではないかなというのが正直なところです。
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