アブセンシア FBIの疑心 | 海外ドラマ女子会

『アブセンシア』は2017年9月25日～現在にかけてAXNで放送中のスリラードラマ。
6年間の失踪後、記憶を失った状態で救出された元FBI捜査官エミリーにかけられた容疑と誘拐の真相を暴く。
主演キャストは『キャッスル』でおなじみのスタナ・カティックと、パトリック・ヒューシンガー。
現在シーズン3までアメリカで放送されているが、日本での配信・レンタル開始時期は不明。現時点ではAmazonプライムビデオでシーズン2まで視聴可能。TSUTAYATVではシーズン1のみレンタルできるという状況だ。
シーズン2まで全話見放題という観点から、Amazonプライムでの視聴がおすすめ。

FBI捜査官エミリーが連続殺人事件の第一容疑者であるコンラッド・ハーロウの捜索中に行方をくらまし、発見されないまま死亡推定された事件から6年後。
ニックのもとにハーロウと思われる人物から電話が入り、エミリーの生存と監禁場所を告げられる。

現場の小屋には隠された地下室があり、エミリーは水槽の中で溺れていた。
駆けつけたニックとその他FBI捜査官によってエミリーは無事救出されるが、エミリーは行方不明になっていた6年間の記憶を失っており、犯人の顔はおろか自分がどう過ごしていたのかもハッキリしない。

エミリーが発見されたことはニュースで大きく取り上げられるが、これによってハーロウは釈放。さらに仕事を失い、夫のニックは違う女と結婚していて、幼かった息子フリンはエミリーを母だと認めず…と6年の間にエミリーは何もかもを失くしてしまっていた。

さらにエミリーが戻ってからというものの周辺で殺人事件が発生し、遺体のひとつからはエミリーのDNAが検出されてしまう。

やがて被害者から一転、容疑者としてマークされるようになったエミリーは再び姿を消し、逃亡生活を送りながら誘拐事件の真相と殺人の真犯人を暴こうとする。

『アブセンシア』はアメリカのANXで放送されているクライム・サスペンス。
このドラマの最大の見どころは、主人公さえも油断ならない謎だらけのストーリー展開です。

物語の主人公は、連続殺人事件の第一容疑者コンラッド・ハーロウの捜査中に行方不明となった元FBI捜査官・エミリー。

FBIによる懸命な捜索でも見つからず、死亡したとみなされて容疑者のコンラッドは誘拐・殺人の疑いで6年間刑務所で服役していました。しかし失踪から6年が経ったころ、突然コンラッドがニックに電話をかけエミリーの監禁場所を伝える……という不可解すぎる展開から物語はスタートします。

開始直後から「どうして6年も生かしておいたのか？」「なぜ今になって解放するのか？」といった疑問がわき、グイグイと引き込ませるストーリー展開。
原題である『Absentia』には「欠陥」という意味があるのですが、タイトル通り主人公のエミリーには記憶に欠陥があるという設定で、主人公さえも信じられないという疑心暗鬼に陥らせ、ハラハラの連続でした。

全体的に映像も暗く重めの内容ではあるのですが、各シーズン10話構成というちょうどいい長さなので中だるみもなく、毎回クリフハンガーで終わるため、はやく続きを観たい！という衝動にかられて一気見した作品です。

普段からこういったスリラー系やミステリー系が好きでよく観るのですが、本作品が迎える結末は予想外すぎて衝撃をうけました。

そんな被害者でありながら容疑者でもあるという難しい役どころでもある主人公エミリーを演じたのは、ドラマ『キャッスル』で一躍有名になったスタナ・カティック。

『キャッスル』時代のスタナ・カティックは、めちゃくちゃ美人！という印象でしたが『アブセンシア』では影のあるかっこいい女性を演じきっていて、一瞬気付かないほど雰囲気がガラッと変わっています。

演技も抜群に良くて面白いので、スタナ・カティックが好きな人はぜひ『アブセンシア』もご覧ください。

『アブセンシア』は現在、本国アメリカでシーズン3まで放送されています。日本ではAmazonプライム、 TSUTAYA TVで視聴可能。ただし、TSUTAYA TVはレンタルのみしか扱っておらず、ラインナップもシーズン1のみです。
Amazonプライムはシーズン2まで見放題なので、視聴したい場合はAmazonプライムがおすすめ。